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安住だいち

Author:安住だいち
マンガ・イラスト描いてます。

↓ハルタにて連載終了しました
インテリアコメディ
「最愛の隣の悪夢」
fellows!

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↓同人誌『少女マンガ2』発売中
少女バナー
↓チャリティ同人誌参加します
震災に負けるな!2

カンボジアを舞台にした
読みきり3本掲載されてます。
↓遺跡マンガ「遺されしもの」
Fellows! 2010-OCTOBER volume 13 (ビームコミックス)Fellows! 2010-OCTOBER volume 13
(2010/10/15)
↓舞踊マンガ「祝福の舞」
Fellows! 2010-APRIL volume 10A (ビームコミックス) (BEAM COMIX)Fellows! 2010-APRIL volume 10A
(2010/04/15)
↓旅マンガ「サンライズ」
Fellows! 2009-JUNE volume 5 (BEAM COMIX)Fellows! 2009-JUNE volume 5
(2009/06/15)

テニス・ジャーナル誌にて連載終了しました大学テニス部マンガ
RISE」(原作・磯貝亮一)


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20141201 Mon
ピダンとスレンさんとソガエットさん 

ピダンとスレンさんとソガエットさん 

10/12
ついに最終日。もそっと起きて準備して部屋を出る。
同室の人も朝早い。廊下からの景色と、
受付奥のすごい漫画棚!これが向かいの壁にも同じだけある!
朝ヤマトマンガ
いいなぁ漫画喫茶よりも安く漫画楽しめるじゃん!
…と一瞬思うけど、交通費と食費も入れたらバカにならないよね…

ボルダリングのスペースもある。体力と時間的に出来ないけど。
ヤマトクライムヤマト掲示板
右の掲示板はそれぞれ、「ベンメリア行き」と「プリアヴィヘア行き」を
シェアする人達を募っている。
定員に達すると、割安価格で観光が出来る。

朝食をなにか…森では胃腸は快適だったけど、
折角の最終日だしカンボジアっぽいモノが食べたい。
前回・前々回も食べたノンバンチョックにしよう!
けれど近隣のお店にはない…探せばあるよね?
というわけで、朝からさまよい歩く。

国道6号線のスターマート。
左は現在、右は前回の6年前。歩道が整備された。
GSmati2
初めてカンボジアに来た14年前既に、このスターマートはあったけど、
この近代的な外装は、当時異彩を放ってた気がする。

泊まっているクロマーヤマトGHの外観。
ヤマト外観

歩けども、タイ風麺のクイティアオボボーというお粥はあるけど、
ノンバンチョックが本当に見つからない。なぜ?手当たり次第店を覗く。

いい匂い…超うまそう!炭火でお肉焼いてる!!じゅるり!
でも朝からじゃ重いよなー。目指してるものが違うので泣く泣く素通り。
炭火レストラン1炭火レストラン2
ノンバンチョ…ノンバンチョ…KFCにハイアット…目立つ!
KFCハイアット
ノンバンチョ…ノンバンチョ…朝のバーストリート
バーストリート立派なビル
ノンバンチョ…ノンバンチョ…
とうとうオールドマーケットまで来てしまった…
オールドマーケット1オールドマーケット2
ノンバンチョ…ノンバンチョ…
あったーーーーー!!!
ナンバンチョック
ただこれだけのために、盛大な散歩すぎました…

約束の時間まで微妙に時間があったので、前回、前々回と泊った宿に行ってみる。
今回も泊まろうと思ってネット予約を調べたら、大分値上がりしてたので諦めました。

元ポピュラーGH、現ポピュラーブティックホテルに到着。
なんだこれは…!?値上がりも納得…プールまである…
昔はツインで7$だったのに…
ポピュラーポピュラープール
中でトイレだけ借りたかったけど、そんな雰囲気じゃなかったので、
本日2度目の朝食…フルーツシェイクとレモンパンケーキ
シェイクパンケーキ
ノンバンチョックはなんだったんだろう…
食べきれなかったので包んでもらう。

予定外のW朝食で時間がぎりぎりに…急いでIKTTショップへ向かう!


9時にクマちゃんと待ち合わせ、先に到着してた。
少しだけショップを覗く。
昨日見せて貰ったピダンも飾られてて、つい値段を確認。おおぅ…
今日はこの、ピダンについて色々尋ねてみたい。

昨日、森本さんの家で見せて貰ったピダンの製作者、
デザイナーのスレンさんと織り手のソガエットさんと会い、お話を聞く。
主に答えてくれたのがスレンさんだったので、彼女の話中心に纏める。

お二人はタケオ州出身で、スレンさんの夫が
ソガエットさんのいとこで、遠い親戚同士の間柄。

2人のお祖母さんの世代は、徳を積む為にピダンを作りたいといつも思っていて、
村の人達と相談してお金を集め、絹糸を買って織り、
お祭りの時には、織物をやっていない遠い貧しいお寺に祀っていた。

そして、もっと頭が良くなりますように
もっとキレイになりますように
来世の幸せの為、あの世に行っても困りませんように
生まれ変わったらこうなりたい…
など、様々な願い事を祈っていたそうだ。

ところが、スレンさんが若い頃にはカンボジアは混乱期。
ポルポト時代には、都会人や知識人中心に殺害され、
田舎の人は比較的殺さなかったとはいえ、
村に軍隊が来るとすぐに避難し、爆弾を避けて寺に逃げたこともあったそう。
その時期、家族が離れ離れになり、6人兄弟のうち2人は亡くなってしまい、
4人兄弟になり、それまで家にあった象の柄のピダンも、無くなってしまったらしい。
それ以外は、布を織り畑を耕し、普通の生活をしていたという。

スレンさんが幼い頃は、カンボウジュ種の黄色い絹糸を
紡ぐバイトをしていたこともあったが、ブランクがあり、
ポルポト政権から解放された16歳の頃からやっと、ベトナムシルクで織物を始められた。

タケオ州はプノンペンまでは近く、歩いて半日の距離。
村はジャングルにあり、商売をしている人達は、象を使って市場まで移動していたという。
しかし、ロンノル時代にクーデターが起こり、内戦が勃発してからは
プノンペンに入るのが禁止され、せっかく織ったホール(絣のスカート)も売れず、
仲買人に売っていた。ベトナム軍もカンボジア軍も出入りして大変だったようだ。
当時はポルポト軍管轄で、蚕を育てている所があったらしく、
村の人は、そこから絹糸を買ってスカーフを織ったり、クロマーを作ったりしていた。
ポルポト軍に、布を織れと指示されていたが、断っていたという。

スレンさんの夫のお母さんという人が織物名人だったらしく、
20年程前に、森本さんが見学にいらしたそうだ。
スレンさんにとって、森本さんは初めて見た外国人。
当時は白くて若くてかっこ良かった、今ではクメール人のようだ…と言っていた。
96年、トールさんの話にもあったが、プノンペンでカンポットの人達と初めて会った。
スレンさんが、IKTTで働こうと思ったのは、
3人いる息子さんの外国語の勉強を支援するためだそうだ。

昨日見せて貰ったピダンが、生まれた経緯を知りたいので尋ねる。
2003年頃に着手し、普通のホールだったら、2ヶ月くらいで出来る糸括りが
カナールにして500本!(ライさんに見せて貰ったのが25本だったので20倍…)
6ヶ月も掛かったという。

森本さんに見本を見せられ、この模様を作ってと依頼されたのが始まり。
何年掛かってもいいからチャレンジしてくれ、と頼まれたそう。
断っても「やってみな、やってみな!」と粘り強く言われたらしい。
こういうことは、漫画の現場でもたまにある。
編集者から漫画家へだったり、漫画家から作画アシスタントへだったり。
この人の本気が見たい!という気持ちの表れなんだろう、目に浮かぶ。

スレンさんは、見本があっても大変だよ!と思うも、
頭の中で図柄のバランスをずーっと考えていたという。
作っている時は楽しく、出来上がると嬉しかったそう。
自分だけにしか作れないということが、誇らしかったと言う。
それでも、布への情熱に関しては、森本さんに負けると言っていた。

大きい方のピダンのモデルが、
「カンボジアの染織」という福岡市美術館の図録に載っていた。
舟にイルカや水辺の昆虫などがいて、
アンコール遺跡や王宮にある石像に似ているし、
海が舞台ではないか?と話していた。
昨日見た時、モチーフの間に散りばめた小花だと思ったものは、
水の泡だったのかもしれない。
虎のピダンに居るウサギは、なんかネズミっぽいもの…との返答だった。
虎の模様も、作るまでは無理だと思ってたそうだ。
図録を眺めながら、これから挑戦したい柄はありますか?と尋ねたところ、
スレンさんは、この象の柄のピダンを指差していた。
スレンソガエット
ゼヒ、挑戦して頂きたいです!!!

今でもピダンを奉納するのか尋ねると、
昔に比べて豊かになったから、今のお寺はピダンを何枚も持っているので、別に…
とのこと。逆に、お寺を訪ねたら、ピダンを見れるということか?

一方スレンさんは、職人が給料の良い工場に流れる傾向にある、という話をする。
伝統的な織物を、子供の世代にも残したいとは思うけど、
20年後はどうなっているか分からない、若くて気持ちの軽い人はどうなんだろう?
…という長期的な懸念も、スレンさんは話してくれた。
伝統の森と違い、お客さんが多いシェムリアップだからこそ
肌で感じることなのかもしれない。

カンボジア全体の物価が上がり、人件費も増加している。
初日に峯村先生から聞いた話では、人件費の増加に伴い、
これから布の値段もどんどん上がっていくので、買うなら今のうち、と教えて貰った。
確かに、上がっていく人件費に対応するには、単価を上げざるを得ない。
けれど私だったら、IKTTの物語やコンセプトを知らされなかったら
店の品を見ても、価値が解らず値段におののいて、素通りしてしまった気がする。
そういう意味では、観光客に英語や日本語で説明出来る、現地の店員が
いつも居れば違うのでは…と失礼ながらも感想を伝えてみたら、
スレンさんが通訳のクマちゃんに、「うちどう?」とスカウトしてた。
クマちゃんは来年日本に行く予定だった…残念。

これは、森のスレイプイちゃんやニッちゃんが、勉強している日本語を活かすか、
ソッキアンさんの娘さんが、マーケティングをしっかり勉強していくことに期待だな!
でもソッキアンさんの娘さんは絵も上手かったから、職人としてもすごく期待出来るし…
なんて妄想してみるが、きっとその頃には
日本の反物くらい手の届かないお値段になっているだろう…
インタビューの最後はどうしても、お金の話になる。

11:20過ぎ…宿のチェックアウトがあるので、正午には戻らなければ!
取材はタイムアウト。ありがとうございました!
時間が無いのでショップは見れず…午後にまた出直すと決める。

チェックアウトの話をしたら、クマちゃんが
妹さんにバイクを持ってきてもらい、宿まで送ってくれるという!
妹さん待ちの間、下の工房を覗くと、昼食の準備をしていた。
IKTT作業場IKTTにゃにゃんこ
あとあと、かわいいニャンコも!

クマちゃんと妹さんに挟まれて、3人乗りヒャッホーゥ!
クマチャンバイク
信号も設置されて交通整備されてきたシェムリアップ。
実はヘルメットしなくちゃいけなかったらしい。
捕まらなくて良かった。

泊まったお部屋。
お値段的に納得でしたが、若くないのでもう個室が良いです。
ヤマト部屋

この後も日本まで長いので、一旦切ります。

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